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矯正適齢期とは?

fig_hidden03.jpg「矯正っていつ始めるのが一番いいんですか?」と聞かれると、「その人によって違います。」と答えます。成長期の患者様の場合、永久歯への交換時期、不正咬合の種類、悪習癖の有無、顎の成長の時期等々、人それぞれ全く異なり、それらを総合的に判断して、その方の矯正治療を開始するのに一番良い時期を決定するのです。

前歯と六歳臼歯のみ永久歯になっている時期(混合歯列期…8~10歳)に始める矯正治療を第一期治療、全てが永久歯に生えかわって(永久歯列期)からを第二期治療(普通のブラケットという装置を歯の1本1本に着ける)とする場合がありますが、早めに始める必要がある場合に第一期治療から始めて永久歯に交換後に第二期治療を引き続き行うというのが一般的です。

もちろん第一期治療をする必要のない場合も多々あり、その場合は永久歯が生えそろうのを待って治療開始します。
第一期治療をしてもしなくても料金的にはあまり変わりません。

 さて、次の3症例(全て9歳)の中で、すぐに治療を開始したのはどれでしょう?

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答えは、②と③です。

②は開咬と言って、舌を前に出す癖(舌前突癖)が習慣づいており、まずはこの悪習癖を取り除いてあげることが先決となります。
そのため、第一期治療として、タングクリブという装置を約1年間使用していただいた後、第二期治療を行いました。

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舌前突癖 タングクリブ(参考) 第二期治療

③は反対咬合です。
このように完全に前歯の噛み合わせが逆になっている場合、この後の上下顎の成長発育に影響がでてきてしまうので
早めに前歯の位置を治してあげることが必要になります。
まず第一期治療として、上の前歯を裏から押すような装置(リンガルアーチ)により上の前歯の位置を改善しました。
その後、永久歯の交換と下顎の成長観察を行い、第二期治療に移りました。

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リンガルアーチ 5ヶ月後 第二期治療

そして、治療の結果は

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歯並びもきれいになり、噛み合わせもよくなりました。

このように、お子様の歯列の状態、症状によって異なりますので、気になる場合は、一度矯正専門医のカウンセリングを受けて、すぐ始める必要がない場合でも、半年に一回ほど定期観察として受診されると、矯正治療に最も適した時期を逃さず治療が開始できます。

成人矯正

矯正歯科治療は究極のアンチエイジング

fig_hidden02.jpg子供のころから歯並びが悪いことがコンプレックスで、人前で歯を見せて笑えないという方も多いかと思います。
また、意識していなくても知らず知らずのうちに歯を隠してお話をされるようになってしまうこともあります。
歯を隠そうとすると、口角が下がり老けて見えてしまいます。
また、笑顔でいるとお顔の筋肉のうち17しか緊張しませんが、しかめっ面でいると実に43もの筋肉が緊張し、お顔にシワができやすい環境をつくってしまいます。
笑顔に自信が持てるということで精神的に安定し、積極性が出てくるというメリットもあります。
もちろん歯並び、噛み合わせを治すことが、歯周病、顎関節症の予防、および咀嚼機能の向上をもたらすことは言うまでもありません。

今からでも決して遅くはありません。
一度ご相談なさってください。きっとあなたの人生が変わります!!

大人でも矯正治療はできるもの?

p_img02.jpg年齢的な問題で矯正治療に踏み込めない患者さんもいらっしゃいますが、矯正治療は基本的に健康な骨と歯があれば、年齢に関わらず行うことはできます。
しかし、早い段階で矯正治療を始めたほうが効果を得るのは早いです。 大きく口を開けて、指で自分の歯を思い切り押したり引いたりしてみても歯は動きません。力を入れすぎるとただ痛いだけです。
でも、このびくともしない「歯」を思い通りの場所へ動かす治療が「矯正治療」です。大きな大きな力をかけて動かさないと歯は動いてくれそうにありません。
でも、不思議なことにその逆で、ごく小さい力を継続的にかけ続けることにより歯は動きます。一般の矯正の場合、弱い力を毎日かけ続けて1ヶ月で約1ミリ程度、歯を動かしていきます。
そのため治療には多くの時間を要しますが、これ以外にきちんとした、噛み合わせを自身の歯で得る方法はありません。
美しい歯並びとしっかりと噛める歯を手に入れて、自信にあふれた人生を手に入れてください。
また、自分の意志で、美しい口元を目標に歯列矯正治療に望む、大人の歯列矯正治療は、歯磨きや装置の手入れなどにも気を配ることができ、口腔内が良い状態で、効率的に治療が進むことも多いのです。

アゴの関節ずれていませんか?

アゴの関節のずれと不調和

成人の矯正治療の際に大きな問題となるのが、アゴの関節のずれと不調和です。今までにアゴがカクカク鳴って痛くなったり、口が開きにくくなったりしたことがおありになる方も少なくないでしょう。実際、成人の3人に2人は、アゴの関節に何かしら不調和を持っているというデータがあります(自覚症状がない方もいます)。アゴの関節は人体の中で唯一からだの左右にまたがった関節です。そこにずれがある場合、痛くなったり、口が開きにくくなったり、ひどい場合には肩こり、耳鳴り、めまいの原因となることもあります。そして、噛み合わせが原因でアゴの関節がずれている場合も少なくないのです。

アゴの関節は噛むことの土台

fig_hidden03-02.jpgものを噛むということを考えてみましょう。リンゴを噛むとき、力は咀嚼筋という複数の筋肉によりおこされ、歯からリンゴに伝達されます。その力は歯を支える歯周組織から骨に伝わり、アゴの骨を介してアゴの関節に伝わります。
つまり、アゴの関節とは、建築物でいうと基礎の土台というふうに考えることができると思われます。 それゆえ、以下の2点において、矯正治療とアゴの関節とは切り離して考えることができないと言えます。

 

  • 噛み合わせが原因でアゴの関節に異常をきたしている場合

矯正治療や補綴(ほてつ)治療(差し歯、かぶせものなど)により、噛み合わせを改善する必要があります。

  • 矯正治療開始前にアゴの関節にずれがある場合

アゴの関節が安定する位置(顆頭安定位)に誘導してから矯正治療を始めます。そうでないと、基礎がずれたまま内装工事に入るようなもので、将来、普段噛む位置と顆頭安定位が全く異なってきて、どこで噛んでよいのか分からなくなったり、自然に噛み合わせがずれてきたりすることがあります。

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