歯周病の進行
歯周病はこのように進行します
段階 | 症状 | |
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歯肉炎 | ![]() |
歯と歯茎の間の溝「歯周ポケット」にたまったプラークが固まって歯石となり、歯茎に炎症が起きる。 歯茎が赤くはれてぷっくりと丸みを帯び、ブラッシングの際に出血しやすい状態になる。 この段階では自覚症状がないことが多いのが特徴。 歯周炎に発展するケースが多い。 |
歯周炎初期 | ![]() |
歯ぐきの炎症の度合いは歯肉炎に近いが、歯周ポケットがより深くなる。 この時点においてもまだ歯周病という自覚はない。 |
歯周炎中期 | ![]() |
歯周ポケットが4~5mmと深くなり、顎の骨が溶けはじめる。 歯ぐきの腫れや赤みがひどくなる。 この段階から、歯周病を自覚する場合が多い。口臭が気になり始める。 |
歯周炎重度 | ![]() |
歯周ポケットの深さが5mm以上。見た目にも症状が表れる段階。 歯ぐきが下がり、ブヨブヨとした感触になり、歯が長くなったような感じがする。 顎の骨がどんどん溶けていくため、歯がグラついてくる。 ブラッシング時は出血だけでなく膿が出る場合もあり、悪臭を放つ。 |
歯周炎末期 | ![]() |
歯ぐきが赤紫色に腫れ上がり、出血や排膿がひどくなる。 顎の骨は半分以上溶け、歯根が露出して歯がグラグラ揺れるようになる。 最悪の場合、歯が抜け落ちる。 |